「世界でふつうに働くために英語力より大切な39のこと」【書評】
世界でふつうに働くために英語力より大切な39のこと | ||||
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外資系と国内企業、外国人(主にアングロサクソン)と日本人の対比を見ながら
よりよく働くための情報が詰まった一冊です。
概要
目次
1章 素の自分で戦えますか
2章 キャリアアップできる人の条件
3章 リーダー力とチーム力
4章 「日本人」を武器にする
5章 幸せの「勝ち組」になるために
ここでは1章から興味深いと感じた節をご紹介します。
自分や自分の国のことを語れますか?
日本人は自分の先祖のことなどをあまり知らなかったりするが、海外の人たちは古い歴史の有るなしに関わらず自分のルーツについて語れるそうです。日本人はアメリカの成り立ちは知っているくせに、日本の成立がいつかを知らないのはおかしい、とも。
それは人間としての魅力の土台にもなってくる部分で、おろそかにしては行けない部分なんだとか。
こういう目線は実際に海外の方と深くコミュニケーションしていないと得られないものですね。
僕も北海道出身なので歴史は浅いそうなのですが、せっかくなので今度実家に帰った際に可能な限り調べてみようと思います。
あと日本の国の成り立ちも知らなかった。ご存知ですか?
終わりに
この本は英語力に力をいれようとしていた時期にネットで紹介されているのを見かけて、
英語力より大切な、というフレーズがフックとなって入手しました。
しばらく積んでありましたが、読んでみると単なるビジネス書としてだけでなく読み物としても良くできてます。
今後海外で働く気はないという人(僕もそう)もせめぎ合うグローバル化の中で、
そういった機会を得ることはあるかもしれませんからね。
気軽に読み物として読んでおけば、何かのときに役立ってくれるかもしれませんよ。
僕は絶対日本がいいですけど。