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【節約しながら】格安SIM(スイッチ付き)をおすすめする理由【脱ネット依存】

前回の記事で格安SIMについて触れました。
m-w-matrixa.hatenablog.com


僕は昨年10月ごろに転職・引っ越しをしました。
その際に自宅にはあえて光接続を導入しないことにし、
かつスマートフォンのキャリアをdocomoからmineoの格安SIMに変更しました。

このことが、よもや不治の病とも思われた僕のネット依存
遥かに軽減することにつながったのです。


「ネットが使えないと呼吸が苦しくなる」(大げさ)
「右手でスマホ操作しながら左手でスマホ探す」(めがねめがね…的な)

状態だった僕でも
節約という大義名分のもとに回線をあえて不便にすることで
むしろ自分の時間をコントロールできるようになったのです。

以下、詳しく説明します。

格安SIMとは?

国内の大手三社キャリア(docomo、au、softbank)の回線の一部を借り入れて
月々の通信料を格安で提供している事業体をMVNOといいます。
そのMVNOから購入して大手キャリアSIMの代わりにスマートフォンに差して使うのが
一般にいわれる格安SIMです。


格安SIMのよく言われるメリット

その名が示す通り、月々のスマートフォン通信料を安く抑えることが可能です。
ぼくの場合、docomoからmineoにキャリアを変更することで
月々の通信料が約7000円から2000円ほどになり、
5,000円/月、年間でなんと60,000円の節約になりました!

これだけでも大変魅力的ではありますが、
今回僕がお伝えしたいのはこの価格のことではありません。


格安SIMの意外な重要機能とは?

MVNOの格安SIMの一部には、
LTE回線の高速と低速を切り替える機能がついてます。
(mineo、IIJmio、楽天モバイルなど)
この機能が、もしかしたら月々の通信料差額5,000円よりも
大きく生活を改善してくれるかも
しれません。
とくにスマートフォン依存気味の方には。


通信回線 高速/低速スイッチの一般的なメリットとは

回線スイッチを低速にした状態ではどれだけインターネットを見ても、
データ使用料に加算されなくなります。
つまり自分の決めたタイミングで通信料を節約することができます。

もちろん低速と言われるだけあり、最大速度は200kbps(mineo)
youtube動画を見ることはほぼ不可能
ちょっとGIFや画像の多いサイトも、読み込み時間が永遠と思われるほどになります。
(もちろん高速通信にスイッチしているときはストレスなく閲覧できます)

それでも、仕事中などスマートフォンを触れない間に低速に切り替えておくことで
バックグラウンドで無駄に発生するデータ通信を抑えることができますし、
ツイッターやデータ負荷の小さいページなら、低速でデータ通信量を抑えたまま閲覧することができます。
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mineoのスイッチはこんなやつ

回線スイッチのライフハック的メリット

基本的な通信状態を低速にスイッチしておくことで回線が貧弱になり、
ネットを際限なく見る状態を防ぐことができます。

ただ使わないようにガマンする、というのは難しいものです。
むしろ我慢しようとすればするほど、やりたい気持ちが湧き起こってくるものです。
ですが、この回線スイッチを物理的に低速にしておき、
インターネットをがっつり見るぞと決めたときだけ高速回線に手動で切り替える
このひと手間のわずらわしさスマホ閲覧へのハードルを上げ、ダラダラ見を抑制してくれます
  

スイッチの使い方 実例

読みたいページを低速状態で開き読み込みを待つ。

いつまで経っても読み込まないので、
その間にちょっとだけ部屋を片付けたり本を読んだりする。

始めてみるとだんだんその別の作業にに夢中になり、
読もうと思っていたサイトはだんだんどうでもよくなってくる

つい盛り上がってしまった片付けや読書などの前向きな作業がひと段落したら
ついでに読み込みかけだったページを閲覧する。
happy end

他にも、回線がしょぼすぎるために歩きスマホをしようと思わなくなる
⇒交通安全!

など、貧弱な回線によるメリットは想像以上に豊富です。


格安SIMの注意点

けっこうあります。
不便を感じることがこの手法のカギですから、基本的に不便です。

電話が多い人は安くなりづらいかも

格安SIMの通話料は別に格安ではありません。
仕事などでLINEではない電話を頻繁にかける場合は、かけ放題のプランを選択することをおすすめします。

ちなみに格安で通話することができるアプリもありますが、通信品質は本当に最低限です。
LINE通話のほうがましに感じることさえあります。

mineoは回線遅い

ユーザーで愛用していますが、時間帯によっては高速回線でも低速です。
低速は時が止まります。
したがって、ほかに通信手段を持たない人、
具体的には自宅で使い放題のwifiがない人は心細すぎて泣いてしまうかもしれません。
(うちはないです。)


終わりに

僕自身、以前は本当に露骨にインターネットにどっぷりでした。
新しいスキルを身に着けるわけでも活発にSNSを利用するでもなく、ひたすらにROMる日々。
明らかに更新のない時間帯にも無意識に何度もF5をクリックしてました。

そんな時間を無駄遣いした日々を惜しく思うからこそ、
今自分の理想通りに時間を使える喜びをかみしめられるわけですが。
一方でスマホに操られているかのように夢中になる気持ちもよくわかるんです。

今インターネット・スマートフォンへの依存に生活を傾けてしまっている。
自分の理想通りの時間の使い方ができていない。

そんな方にはぜひ、今回ご紹介した手法による
不都合なインターネットをおすすめします。

そもそも、常時高速接続が当たり前になってますけど、
ひょっとしたらそのこと自体が僕たちにとって情報飽食の原因なのかもしれませんね。

ご覧いただきありがとうございました。