こじらせ部屋からの脱出

おもに体型・ファッション・恋愛・気の持ちようについて

それでも「読書できない人」に捧ぐ。

なぜ読書できないのか?

「読書できない」という言葉は正確ではありませんね。
「読書はしないよりしたほうがいいと思ってるけど、
 ほかの娯楽やライフワークと比べて優先順位はそれほどでもない
 だからやってない」

この事実を認めるところがスタートです。


ちなみに読書すること自体が正解ではありません
堀江貴文さんの著作では、
読書なんかするより行動(起業など)したほうがずっと良い
という意見が繰り返し出てきます。
なので、自分にとっての本当の読書の必要性を見つめなおす必要がありますね。

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この図のどこに自分が位置するかをよく考えてみてください。
必要なさそうなら、遠慮なく別のアクションを起こしましょう。
ここで考えて改めて読書が必要であれば、ぜひ次以降の項目もご覧ください。

読書できるようにするために

モチベーション管理

一度読書をしたら、まず自分をほめてください。いいね!って。
頭をなでてください。よしよしと。
んで笑顔つくってみてください。
ニコニコしましょう。へへへへ!って得意げに。
これはポジティブな感情と読書という行動を結びつけるためです。
読書したんだね、偉いね、といっぱいホメるんです。

それがバカみたいで難しかったら、
今自分が一番かわいがれる対象を思い出してください。
子どもでも、実家で買ってるペットでも、ネットで見つけたペンギンの写真でもいいです。
その愛らしい様子を思い浮かべながら、替わりに自分の頭でもなでてください。

頑張りを認めてくれそうな人が周りにいるなら、
ぜひ話してみてください。
話すだけでも気持ちは上がります。
もし言葉にしてほめてくれる人なら大事にしてください。

もし誰かに褒めてほしいけど、人の当てがなかったら
僕まで連絡ください。
読んだ本についてインタビューしたのち、褒め倒します。

環境づくり

誘惑を退ける

この記事で一番のオススメこれ、行動の記録をとることです。
別にアプリとか使わなくていいので、
昨日自分がやったことを時系列順に思い出して紙に書いてください。
その中で、怠惰な流れに向かってしまったスイッチを探します。
自分がいつどういう行動スイッチから誘惑に流され負けるのか。
それを理解し根元を断つことで、一日の流れを大きく変えることができます

たとえば僕の場合は、自炊時の暴食が怠惰スイッチでした。

20:00「パスタ…今日は400gゆでちゃうぞ!」
20:15「食べちゃうぞ!」

20:30「食べたら眠いぞ…」
26:00「おはよう、漫画読んでネット見るぞ」
04:00「また眠くなってきたぞ」
08:30「寝坊したぞ」

これに気づくまでは、早く寝なきゃ、とか
漫画を我慢しなきゃとか考えてました。
今は、晩御飯の炭水化物をしらたきに置き換え、
かつ全体の量を減らすことで食後に眠くなることを防ぎ、
普段から自分の予定通りにタスクをこなすことができるようになりました。

ここまで極端に怠惰な人はあまりいないかもしれませんが、
自分の行動の記録を続け、癖を把握する。
これができれば、ほぼ勝ったも同然です。
あとは、好きな方法で誘惑に流されるルートを遮断してください。

うろうろしながら音読できる環境

読書をする場所の話です。
僕は頭脳パワーがあまり高くないので
目で文字を追っても頭に入ってこないときがあります。
そういうときは軽く室内をうろうろしながら音読することで
頭の働きを助けることができます。
よって「うろうろしながら音読できる環境=室内を快適にします。

ネットを使えない状態にする

僕は家に光を引いておらず、スマートフォンも格安SIMなので
無線Wi-Fiがない限り、通信量を常に気にすることになります。
これは非常にストレスではありますが、
自宅で読書をするにはとてもよい環境です。
インターネットは外で、だれに見られても恥ずかしくないものを見る
こういう環境が作れると、読書がはかどること請け合いです。
もしよかったらスマートフォンのキャリアを格安SIM(高速/低速スイッチあり)に置き換え、
光ケーブルを引っこ抜いて解約して
みてください。
効果は抜群です。もちろん魅惑の高速回線とトレードオフではありますが。

難しい本は睡眠のサポートに

もし今夜が眠れない夜なら、難しい本を読むチャンスです。
理解が難しい本って読んでると眠くなりますよね。
そして眠らなきゃいけない場合はその睡眠導入効果がいいほうに働きます。
もしかしたらそれでも眠れない場合もあるかもしれませんが、
それはそれで普段は眠くなってしまう本が読み進められてお得です。
これに向いているのは「興味深いor必要だけど理解が難しい本」です。
一冊以上手元にキープしておくことをおすすめします。



読書の動機の根幹

モチベーションの保ち方は人それぞれです。
ここでは、私が頑張る考え方の根っこをお伝えします。

それは
「今日やったことは明日以降もやる」
「そうやって毎日やったことの延長線上がそのまま将来の姿である」

ということです。

思い返していただきたいのですが、
今日やったことと昨日やったこと
どれだけ違うでしょうか。
月1度のイベントでもなければ、
ほとんど同じだったのではないでしょうか。

あるいは先週末やったことと先々週末やったこと
ほとんど似たような内容ではないでしょうか。
どこで誰と会うか、などは別にしても、
飲み好きの人は毎週末誰かと飲んでるでしょうし、
ゲーム好きな人は、身体の限界までゲームにかじりつくでしょう。

そのどれもが本当に自由なんですけど、
肝心なのは その同じことを
これから迎える明日あさって、来週再来週、
来月来年、10年、20年…
と繰り返していくということです。

何もないところに、劇的な心境の変化はありません。
そして自分の心を入れ替えてくれるような出来事はだいたい起こりません。
今日あなたがやったことを繰り返した人が、将来のあなたです。
当たり前ですけど。

なのでここで改めて考えてみてください。
今日やってることをこれからずっと繰り返していく自分、
好きになれそうですか?
どんな自分になりたいでしょうか。今の延長線上に理想の自分の姿がありますか?

あるという方は本当に素晴らしいです。
それが一致するということは
「人として一貫性がある」ということだと思います。

僕の場合は、相当理想とギャップがありました。
自由な時間には何より先に布団にもぐって眠り、
深夜に目が覚め何べんも読んだ漫画をまた繰り返し読む。
新しいことは極力避け、今の自分が頑張らなくてもできることばかり探して耽ってました。

その間ずっとその延長線上の未来を想像しないようにしていました。
それでも浮かんでくるのは暗やみの垂直落下でした。
今の向こう側には 悲惨な老いが待っているだけ。
自分の角度を無理にでも上向きに変える必要があると気づいたんです。

自分がどこに向かっていくのかは、今の自分から推測できます。
その想像がいい感じならいうことはないんですが、
もし恐ろしさや不安を感じるなら。
もっとやれる成長できると感じたいなら。
まず手始めに、興味のある一冊を手に取ってみてはいかがでしょうか。



以上、偉いそうに述べましたが、自戒を込めた覚え書きです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。