こじらせ部屋からの脱出

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【レビュー】仕事ができて、小金もある。でも、恋愛だけは土俵にすら上がれてないんだ、私は。【男の感想】

こんにちは、タイトル長え…denです!

 

「仕事ができて、小金もある。でも、恋愛だけは土俵にすら上がれてないんだ、私は。」読みました。

著者はその界隈で超スゴモテ(元?)ナンパ師モテ男ファーレンハイトこと桐谷ヨウさん。以降このブログではファーさんと呼ばせていただきます。

僕がクソ非モテ、というか恋愛って何?どこから始めたらいいの?みたいなころには、ファーさんのブログ「My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only」を読み漁っては心に刻み込んでいました。同ブログ読んで速攻PROUDMENのスーツリフレッシャー買ったのはいい思い出です笑


ぶっちゃけ「ファーレンハイト=桐谷ヨウ」が僕の中でつながってなかったのでファーさんと知ったときはおったまげ。本書を速攻入手し読み進めた次第です。

 

概要

「シンデレラになれると思ってたのに、ふざけるなアンデルセン! ! 」と訴えるあなたのために、これからの本当の恋愛の話をしよう―。

・男心が知りたい
・良い出会いがない
・可愛くなりたい
・モテたい、チヤホヤされたい
・遊び人にヤリ捨てされてしまう
・いつも重い女になってしまう
・自分を大事にしてくれる理想の恋人が欲しい
・仕事は満足してるけど、やっぱり結婚がしたい

世の中にはたくさんの恋愛本が溢れています。それなのになぜ恋愛で不幸になっていく女性たちが絶えないのか……?(そもそも恋愛の入り口にすら立てていない系女子が多い……! )

恋愛で重要なことは、カフェ飯っぽい手料理を作るテクニックではなく、いかに好きな男性との関係性・文脈を読み取れるかなのです。

そういった恋愛の本質的な部分を、まことに上から目線ながら、それでも全ての女性に恋愛で幸せになってほしくて、丁寧に書き綴ったのがこの本です。

引用URL:https://www.amazon.co.jp

 

カリスマモテ男こと桐谷ヨウ=ファーレンハイト が男の目線から女性の恋愛で本当に大切なことを説いた本。

テクニック・方法というよりは「作法」という言葉のほうがしっくりくるだろうか。

それを男の僕が読むとどう感じるか。内容でとくにガッとグッときた部分をご紹介!

 

内容紹介

「男の本音」

男の恋愛に対するスタンスや分類が説明されている章です。
だいたい合ってる。やや女性に目線が寄りすぎてる気もするが、そういう本だからしょうがない笑

 

僕自身、「俺恋愛とか興味ねえし」スタンスを崩せないままそのマイストーリーに固執し、そのまま二次元・アイドルに没頭していく友人をたくさん見てきた。つーか僕もソレだった笑

そんな彼らもいざ恋愛のステージで求められたらポリシーそっちのけで狼狽するんだろうなと想像する。男はやっぱりたぶん、モテたくてしょうがない生き物だ。その実態はすべてこの本に書いてあります!

 

恋愛準備編

とくに男はチキンだからハードルを下げてやれ的な部分には強く同意。

つまるところ女性側の恋愛なんて、ちょっと子どもっぽい男でもいったん立ててあげるというか、「ちゃんとしてれば私と恋愛できますよ」的な雰囲気を出せれば相手に困ることない。付き合うのなんかラクショーだ。
そのやり方がわからない人もこの本に書いてあることを実践できれば即解決、「とりあえずの恋愛」に困ることはないだろう。

ただ本書でも書かれている通り、たいていの女性の恋愛のゴールは多人数のどうでもいい男にモテることではないだろう。なので本当に付き合って楽しい・幸せと思える男と付き合うには、結局それに見合う内面の女性に変わる必要があるのだ。

あっ、ぼく蚊帳の外感すごいな…と思いながら読み進めました。


ちなみにプロセスの説明についてはさすが(元?)凄腕ナンパ師ということもあり、シンプルでありながら実にわかりやすく説明されている。ややストイックに感じるかもしれないが、最適化とはこういうことではないでしょうか^^

 

恋愛実践編

痛快だったのがヤリチ○チェックシート。

ああああああああわかるううううう!(想像)

これほんとそのまんまなんだし(想像)、独自のスタイルを築き上げでモテ倒してきたファーさんが言うのでさらに間違いなし笑(想像)

この章はとくに全体にわたって女性の耳に痛い部分があるかもしれないが、だからこそ役立つ内容盛りだくさんと言えるでしょう!

 

この本の核心

それは自立すること

「自分が自主的な人生を歩んでいる人は、他人が主体的に行動することを望む」(p198)

「大人同士の本当の恋愛の根本は『自立したふたりの惹かれあい』だ。」(p254)

「大事なことは『もしかすると誰でも良いかもしれないなかで"あえて"決める』というあなた自身の主体性なのだ」(p261) 


このほかにも、「自分の価値観」「ひとりでやっていける人同士」ということを尊重する説明があちこちにちりばめられているし、

一方で「ズルズル依存する関係」「他人のせいにして自分を変えようとしない男女」をバッサリ断ずる項目がたくさん見受けられる。

これについては心底同意で、僕自身この本を通じて多くの人(男女ともに)伝わってほしいことだと思っている。

 

だって、自分にとって本当に大事なことを自分以外の誰かがうまいことお膳立てしてくれるわけなくて、

自分で決めていくからこそ、自分の考え方やあり方に自信が、ちょっとずつ磨かれる宝石ように備わってくるもので。

なのに人にぶら下がって人のせいにして、他人の価値観に引っ張られて、

本当にそれで幸せになれるの?まして異性と濃密な関係を築くなんて絶対できっこないやんけ!
ってずっと思っているのです。リアルの交友関係では言いづらいけど…

 

でも、それってこうしてファーさんが本で繰り返し書かないといけないほど伝わっていないこと考えると、まさしく「いうは易し」の代表だなと。

僕も自分の周りで依存度の高い人間がいるとゲンナリというかこっそり距離を取りたくなる…。

 

これを読んでなんとなく自分に思い当たる節のある方は、男女問わずぜひこの本を手に取ってみてほしいです。視界の彩りが変わるぞ。

 

まとめ

・「(略)恋愛だけは土俵にすら上がれてないんだ、私は。」超モテ男ファーさんが丁寧に説く女性向け恋愛エッセイ!

・男の生態・コンプがまるわかり!

・核心のひとつは「自立することの大切さ」!

 

女性の恋愛で本当に大切なことはこの本にしっかり書いてある。

今迷い込んでるな、という女性にはぜひ手に取ってみてほしい、オススメの一冊です。

以上、情報共有でした!