「スタイルがいい」の正体。
こんにちは、等身7未満 denです。。。
スタイルがいい人ってほんと羨ましいですよね!!!
僕のようなスタイル難(僕の寸法一覧の記事はこちら)だと街を歩いていても、
「うわぁーあの人、むっちゃ脚が長いなぁールパン三世みたい」とか「あの人はシュッとしてるわぁ、顔が小さくて細くて違う生き物みたい…」なんて羨望のまなざしで見てしまうことが多々あります。
でも、そこでふと気づいたのですが……
そもそも「スタイルがいい」体型ってどういうことなんでしょうか。
もちろんなんとなく要素はわかりますよ。
身長が高くて・足が長くて・顔(頭)が小さくて・等身が高くて・細い
という要素にスタイリッシュ!と感じる感覚、なんとなくありますよね。
でもこれがなんで「スタイルがいいという扱いなのか」「スタイリッシュに感じてしまうのか」考えたことはありますか。ひとことで説明できますか。
この記事ではその「スタイルがいいって何?」という疑問に一つ明確な答えを示しておきます。
ぜひ答えを予想しながらご覧ください!
「スタイルがいい」要素のおさらい
「モデルさんみたい!」と言われるような、スタイルがいいとされる要素はだいたい以下の通りでしょうか。
- 身長が高い
- 足が長い
- 顔(頭)が小さくて等身が高い
- 細い
- (男性の場合)逆三角体型である
- (女性の場合)バストやヒップが豊かである
これらの要素がそれぞれ「なぜスタイルがいいと感じるか」を掘り下げれば、「スタイルがいいこと」のルールにたどり着けるでしょう。
とその前に、ちょっと興味深い話を共有させてください。
美しいと感じる長方形
長方形に美しいも何もないでしょ!と思う方もいるでしょう。ですがこんな言葉を聞いたことはありませんか。
「黄金比」納得は全てに優先するぜッ!!
短辺と長辺の割合が1:1.618の長方形のことです。「LESSON4 敬意を払え」
これは自然界に多く存在するといわれる数学的にも整った数字であるとされます。身近な例としてはテレホンカードなどがこの比になっています。
さて、過去にある欧米の研究者がこの黄金比長方形を含んだ6種類ほどの長方形の中から、「あなたが好ましいと感じる形はどれですか」とアンケートする調査を行いました。
どうなったでしょうか。
欧米ではやはり黄金比付近の割合が票を集めたそうです。
まあ、意外でもないですね。さすが黄金比!ってくらい。
さて実は、同じように縦横比の好み調査を日本でも実施したそうです。
どうなったか?そう、異なる結果が出ました。日本人にとっては黄金長方形はベストの形状比率では無かったのです。
では一体どの比率が人気を集めたのか?日本人が好きな形状の傾向とは何なのでしょうか。
日本人が好きな形状
それは正方形でした。
辺の比が1:1。これが一番好ましいと答えた方が多かったそうです。
ちなみにその次が1:√2=1.414の長方形で、いわゆる「白銀比」が支持を集めました。身近な例ではA4紙がそれにあたります。
ではなぜ日本人は黄金比より白銀比、白銀比より正方形を選んだのでしょう。
その明確な答えは出ていないそうですが、この考えのヒントになるもう一つの調査結果がありました。
それは、同様にたくさんの四角形の中から「一番かわいいと思う形はどれ?」とアンケートをとった調査を日本で行ったというもの。
そしてその結果でも選ばれたのも「正方形」。
つまり日本人にとって正方形は好ましくてカワイイということですね!
- 日本人は正方形など縦横比率が近いものを「好ましく」感じる。
- 日本人は正方形を「かわいい」と感じる。
これらのことから2つの推論が導かれます。それは
- 縦横比が1:1に近いほど「可愛い」と感じる。
- 日本人は「かわいい」比率の形状を好ましく感じる。
ということです。
なぜ正方形はカワイイのか
ここからは推測を多く含みますが、幼いものの形状ってまん丸いものが多いと思いませんか。
縦長の楕円と正円を並べたときに、どちらが大人でどちらが赤ん坊でしょうか。
なんとなく正円が赤ちゃんに近い気がしませんか。
どっちがこどもでどっちが大人かと言えば の図
そして逆に、大人は縦に長いし直線の部分を赤ちゃんより多く含みます。さらに、欧米人の人は幼いかわいさよりもかっこよさ、頼りになる、大人であることに価値を見出すと聞いたことがあります。
そう、つまりざっくりと
赤ちゃん・幼児の要素を兼ね備えているほど可愛い、
大人の要素を兼ね備えているほど格好いい・スタイリッシュ、
と感じるということが推測できます。
幼さの要素と大人の要素
ではここで、赤ちゃんっぽい要素と大人っぽい要素を挙げておきましょう。
赤ちゃん | 大人 | |
---|---|---|
比率 | 1:1に近い | 縦に長い |
等身 | 低い(約3等身) | 高い(約7等身) |
全体サイズ | 小さい | 大きい |
手足の割合 | 短い | 長い |
多く含む輪郭 | やわらかい曲線 | シャープな直線 |
互いを比べるとこのようにまとまります。
ある程度納得感があるのではないでしょうか。
ではここでようやく「スタイルがいい」要素に振り返ってみましょう!本当に、なんて遠い廻り道……
「スタイルがいい」要素の意味
ここまでの結果を受けて改めてスタイルがいいと言われる要素を見てみると、このうち
・身長が高い
・足が長い
・顔(頭)が小さくて等身が高い
という要素は、どうやらそのまま大人っぽい身体的特徴を示す要素であると言えそうです。また、
・細い
については「縦長の比である」ということと「余計な脂肪がなく直線を多く含む」という特徴を表現しているといえます。
それに加えて
・(男性の場合)逆三角体型
・(女性の場合)バストやヒップが豊か
というのは、男女それぞれの大人の身体的特徴といって間違いないでしょう。
そうつまり、
「スタイルがいい」とは「大人っぽい要素を含む」ということなのです!!!
なぜ大人っぽい要素=「スタイルがいい」なのか
こればっかりは本当に推測になるんですが……
「強そう・頼りになりそう」「繁殖に有利そう」という生物としての特徴が、人の無意識に好印象を与えるのかもしれません。
これについては他に何か有力な手掛かりが見つかり次第追記します!
子どもっぽい=スタイルがよくない?
ここまでを読んでいただいて、身長が低かったり、ちょっとぽっちゃりしている方は自分を振り返ってしょんぼりしてしまったでしょうか。お気持ちとてもよくわかります!
たしかにそれらの特徴は「こどもっぽい要素」ではあるのでスタイリッシュとは感じられにくいかもしれません。
ただ先ほどの説明したように日本人は「かわいらしい形状を好ましく感じる」傾向があるのです。
そして身体が小さめだったり柔らかそうだったりするのは言い換えれば安心感やかわいらしさ、親しみやすさの要素でもあるということ。
ていうかまるまるとした動物の赤ちゃんとかって最高じゃありませんか??!!
そういう魅力をあなたも持っていると考えたら、いやむしろ縦にヒョロ長いよりずっと素晴らしい事かもしれませんよ!!!
もちろん一番大事なのは「自分の理想に近づくこと」。なりたいイメージがあるのならそれを目指して体型管理やファッションの理論を学んでいきましょう。もちろん僕もこのブログから情報発信してお手伝いしますよ。
まとめ
- スタイルがいい=大人的要素!
- 大人的要素:大きい・等身高い・細い・手足長い・性的魅力!
- でも日本人はカワイイもの好き!!
これで「スタイルをよく見せ」ようとしたときに、具体的にどう見せればいいかがわかりましたね。
大人っぽく、かつ顔を小さく・背が高く・足が長く・細く見せればいいということです。
その具体的な方法や理論については、また別の記事でご紹介させていただきます!
何かファッションやもモノの形を決める際の参考にしていただければこの上なく幸いです。
以上、情報共有でした!
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