「服なんて自分が好きなの選んだらいいんだよ」というアドバイスって
本当にただの気休め。
それ以上の何もない。
本当に服で悩んでいる人にとってはね。
「好きなの選べばいい」のは強者の理論
そういうことが言えるのは、たいがい
「好きな服選んだらなんかそのままオシャレになるセンス強者」か
「別に客観的にオシャレじゃなくても気にならないハート強者」
なんだよね。
ようするにもとからセンスか自信があるってこと。うらやましい。
こんな感じ。
でも僕がしたいのは左下の気持ちの話。
センス弱者の理論
服って何着たらいいんだろう…って悩んでる人は
今のままだとなんかまずい、ダサいんじゃないかという危機感と不安がある。
だって好きな服を選ぶと大概いつもと同じ感じの、普段から「何も変えられないアイテム」を選んでしまうから。
そこに危機感があるから悩んでいるのに、「好きな服を選べばそれが正解」って…
なにも解決してないじゃないか。
言い切れる気持ちの大きさはうらやましいし、誰もがそう考えてやっていけたらどんなに楽かって思うよ。
でもなにも解決できないじゃないか!!!
「そっか、好きな服を選べばいいんだ^^」なんて勇気づけられた思いは、寝て覚めたあとの鏡の前ではもう跡形もないんだよ。
悩める人の「今の自分の好きな服」の正体
結局さんざん悩んだ挙句、クセで選んでしまうのはいつもの服。
「なんとなく安心感ある」とか「目につく」とか手癖とかね。
それはたとえばもっとオシャレに見えたいとか、スタイルよく見せたいという願望をかなえてくれるわけではない。
もちろんちゃんと自分の感性で選んでいるんだろう。
でもその感性が客観的オシャレに最適化されていないなら、自分らしいけど自信が持てない服ってことで…
果たしてそれが理想の状態なのかな、と思わずにいられない。
じゃあどうしたいいのか?というと…
センス無い人が服に自信を持つには
ファッションでどうなりたい?
ファッションでどうなりたいかの目的を自分で決めよう。
・ちゃんと見えたい!
・褒められたい!
・オラつきたい
・今の自分のままでいたい
選ぶのはどれでもよくて、肝心なのは、「これからはどんどんその方向に向かっていく」ということ。その自分の理想を行く先を決めておこう。
そしたら次は
理論を理解しよう
たとえば
・どうすればちゃんと年相応に見えるのか?
それはなぜか。
・どんな服が自分の好きな人に好かれやすい服なのか?
それはなぜか。
こういうアプローチってセンスがある人にとってはすごい遠回りに感じるらしい。
でもそんなこと知ったこっちゃないんだよ。
「今の自分のセンスという武器」に、「自分の理想をかなえる力」がないなら理論でサポートしてあげたらいいじゃんってだけ。
自分の好みやセンスを反映させるのはそのあとからでも遅くない。
まずは自分の方向を見定めて、それがきっちり実現できる理論の土台を手に入れよう。
僕の話
夏服が好きで、だいたい毎年コレってアイテム買っちゃうんだよね。
これはアローズで3年前くらいに買ったやつかな?もうボロボロだけど、
ネイビーの無地のポロシャツ。
これは一昨年のユニクロルメールで買ったやつだな。
ネイビーの無地のポロシャツ。
あっこれはBEAMSで奮発したかなりいいやつなんだよー!
ネイビーの無地のポロシャツ。
…どれも気に入ってるけどね。
今だったらもうちょっと別のアイテムを買うかな。
当時は自分が何を着てもいいかわからなくて、、何を着たら許されるか不安だったから、つい癖で同じのを選んでしまった。
それ自体悪いことじゃないけど、ファッションの理論がわかった今はもうちょっとファッションが自由で楽しいよ。その自由な感じが多くの人に伝わったらいいなって思ってる。
まとめ
・自分の好きな服選んで自信が持てたら苦労しねえ
・自分のセンスに自信がないならまずは理論を身に着けよう
以上、「服なんて自分が好きなの選んだらいいんだよ^^」というアドバイスに対する切実な声、でした!!
もしよかったら、あなたの「ファッションでどうなりたいか」を聞かせてくださいね。
きっと力になれるので^^
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