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【書評】「堀江貴文という生き方」は人生を最高速で生ききるための一冊

 

堀江さんの本は共著含めて4冊目くらいです。

今回は氏のエッセンスを読みやすくキャッチーにまとめてある印象ですね。

堀江貴文さんは一体どんな考え方でビジネスを立ち上げているのか、その一端を垣間見る入門書として最適です。

 

 

「堀江貴文という生き方」の概要(Amazonより引用)

堀江貴文氏責任編集で贈る、人生と仕事の成功の秘訣!!

実業家・堀江貴文氏は、なぜあそこまでのビジネスセンスを持ち、行動力があり、楽しそうに仕事しているのか? それは、「遊びが仕事になる時代」の到来を確信しているからだ。

時代の最戦前に立ち続ける堀江氏が、これまでの経験から培ったノウハウや人生を豊かに生きるためのヒントを、自身の言葉で披瀝。

(略)

 

「堀江貴文という生き方」を一文でまとめると

ニッチ分野でもウケれば十分豊かになれる時代だし、

日本でならヘマしたところで生きてはいけるんだから、

常識にとらわれた人(代表:親)の言いなりにならず

今すぐ 好きなこと やりまくって伸ばして稼ごう、楽しいよ。」

 

特にタメになった部分

「収入」「メジャー度」のマトリクスが一番興味深かったです。

現代日本では必ずしも知名度的にメジャーにならなくても豊かになれる可能性があることがよくわかりました。

例として小林幸子の返り咲きをマトリクス上の大回転で説明した部分の面白さったらないです。

 

「堀江貴文という生き方」をおすすめしたい人

・堀江貴文さんの本を初めて読む人

時間が足りないと感じる人

「安定志向」「レールに乗った人生」「親のいいなり」

 というキーワードに引っかかる人。

・人生これから何をやったらいいかわからないという人

ニートの人

 

 僕が思う堀江貴文という人

彼のビジネスモデルはシンプルですよね。

売れた名前と歯に衣着せぬ物言いでファンを増やして書籍とメルマガで収入基盤を確立、その資金力をフル活用して「好きなことをとことんやる」という感じでしょうか。

刑務所からの釈放後も宇宙ベンチャーや飲食・動画コミュニティなど、様々なビジネスを手掛けてらっしゃいますけど、本人も書籍の中で語っているように別に常に成功している人ではないです。

むしろ恐るべきはその、「行動スピード」と「成功するまでやる」というところでしょう。

「行動スピード」は徹底的に思考と考えの無駄をそぎ落とし、徹底的にノリよくまずやってみるところから、

そして「成功するまでやれる」のは彼のこれまで築いてきた人脈と資金力によるところによるものが大きいでしょう。

 

なので収入基盤の背景が違う人が今の彼と同じ方法そのままで起業するのは難しいでしょう。

それでも思考と時間の無駄を徹底的にそぎ落とし、その分のリソースでやりたいことをすぐやり、どうしたらもっとよくなるかをひたすら考え続ける。その方法論は成功したい人にとって間違いなく正しいでしょう。

食わず嫌いで聞き耳ふさぐにはあまりに惜しい、ビジネスセンスの塊の人だと思います。

 

 

感想

堀江貴文さんの本は4冊目ほどになるので、過去に拝読した内容はいくつかありました。

それが分かった上でもこの本を手に取ってしまったのは、氏の「実行スピード」「時間も思考も無駄は全部省く」という思想、その基準の高さに改めて触れたくなったからです。

なんか自分モタモタしてるな?と感じるときに折を見てまた読み返そうと思います。